Complete text -- "ゴルフカップ2012開幕戦Rd.1終了のご挨拶"

30 March

ゴルフカップ2012開幕戦Rd.1終了のご挨拶


 ゴルフカップ2012Rd.1開幕戦にご参加くださいましたエントラントの皆様、観戦に来られた皆様ありがとうございました。
 また、ゴルフカップの運営にご協力いただいた各ショップの皆様、サポートショップの皆様ありがとうございました。

今年は14回目の開幕戦になりました。
永く続けていると車種も大分かわりました。14年前はほぼゴルフ2でしたが、最近では排気量も増え過給機付きの車両もあり、
AUDIも4台、6気筒も8台と増えてもゴルフ2は未だ全盛の9台、これからもAUDIは増えると思いますが、
まだまだゴルフ2、3には頑張っていただきたいと思います。

今年はクラス名の変更が有りました。新設「チャンピオンクラス」。文句なしのガチバトル。あくまでもスポーツです。
ルールはありますのでスポーツマンとしての良識で競争してください。目に余る場合は協議しますのでよろしくお願いします。


8時30分、ドライバーのみなさんにお集まりいただき、ドライバーズミーティング、レースは危険を伴うスポーツです。
レースを行う上でのルール、旗の意味、トラブルがあった場合は自分がどのような行動をしなければならないのかの
レクチャーを受ける時間です。聞き流す方もいるようですが、重要な時間です。
分かっているようでも聞けば「そうだったのか!」と言うこともありますし、ルールの変更・伝達事項等もありますのでよくお聞きください。

さて、GOLFCUP2012 Round1ですが、前日は雨、その雨は当日も引きずり曇り空。意欲満々で集合した25台。
空を見ながら「晴れてくれ!」「降ってくれ!」
人それぞれの思いをパドックに残しペースカー先導で10時コースイン、10分間のフリー走行。気温10.1℃、
路面温度9.6℃、ほぼドライ、曇り。
追い越し禁止で路面状態のチェック、ポスト位置のチェック、各メーターのチェック、体調チェック、先導2周のちフリー走行。
フリーは3周でしたが、初エントリーのShanghai-slow-mo AUDITTS相田選手、たった3周で1分4秒977は皆さんぶったまげたことでしょう!
2位はTeam D'sRacingゴルフ4R32太田選手1分5秒920これもまた素晴らしい。あとは順調にウォームアップ周回。

 12時5分予選。気温10.8℃、路面温度12.4℃、ドライ、曇り。
やはり予選も相田選手、5秒628。太田選手が6秒679、今回AUDI A4から乗り換えてAUDI S4のBLEND野間選手は7秒410、
総合5番手になんとS1クラスのゴルフ5R32柳原選手9秒354でチャンピオンクラスに割って入ってきた!
2011年度S1チャンピオンは自信をつけて良い走りでした。S2クラスは安定感が増したルポGTI七原選手、
S3クラスはRVクラス増尾選手。そんな時にパドックに戻ってきた84ベース佐久間選手はドライブシャフトトラブルでアタックできず、さて困った。
で、皆さんの手を借りて短時間でドラシャ交換! おつかれさまでした。こんな時に助け合えるのがゴルフカップと言うものでしょうか!
最後尾からでもスタートできるようになってよかったですね!

 14時40分Sクラス決勝、気温10.6℃、路面温度11.6℃、ドライ、今にも降り出しそうな雲行きでグリッドへ送り出す。
きれいにスタートし1コーナーへ、S1クラスのゴルフ5R32桑原選手がスタート良く1つアップの4番手へ、
トップのゴルフ5R32柳原選手は安定した走りで1位快走、2番手ゴルフ4R32粂井選手は前走車からジリジリと
距離が開きつつある状態、6周目位から見た目にもスピードが落ち始めた粂井選手。3番手ゴルフ3VR6徳選手と
ゴルフ5R32桑原選手との間が詰まって来た。ラストラップの第1ヘアピンで表彰台を賭け勝負に出た4番手が3番手と接触。
「ちょっと無理しちゃったかなぁ!」、5位井手口選手の16秒後方にS2クラスから抜け出した七原選手は1位一人旅、
久々の優勝でしょうか! その後ろ10秒にはゴルフ?GTI16V中村和幸選手と1つアップしてきたゴルフ?8Vの
中西弘章選手のバトルの始まり、空色と緑のゴルフ?のサイドバイサイドのバトルは6周目の最終コーナーでインを
差した中西選手に軍配、ゴールしてみれば2番手争いは3台で1秒半の戦いでした。 S3はポールの増尾選手が
佐藤選手に先行を許し2番手、激しく追い上げるも6周目にクラッチトラブルでリタイヤ、あとは追われる事もなくゴール!
佐藤選手初優勝。


 14時58分、新設チャンピオンクラス7台を含む13台がスターティンググリッドへ、Sクラスの決勝7周目位から
降り出した雨もかなり路面を濡らすようになりました。そこで、滑ることをものともしない雪国新潟の84ベース佐久間選手の
願いが届いたのかウェット路面。ただ、最後尾スタート。 スタートは前列の4駆の2台はAUDI TTS相田選手、ゴルフ4R32太田選手が
良いスタートで難なく1コーナーへ、6番グリッドスタートのI.S.D.Cゴルフ4R32石川選手がBLEND.AUDI S4野間選手の前まで来て
3番手、4番グリッドのD'sRacingルポGTI仙波選手が進まない。I.S.D.C AUDI TT村越選手の後ろ7番手まで順位をさげる。
雨ではキャンバーが災いしたか難しいレースになってしましましたが、1周目のダンロップで村越選手をアウトから抜きポジションアップ。
2番手スタートの太田選手は1周目第1ヘアピン出口でコースアウト、石川選手、野間選手の後ろでコースに復帰、その後リズムに乗れず
順位キープ、野間選手は2周目ホームストレートで石川選手をパス、2位にアップ、相田選手が見える範囲で追う。
その頃最後尾スタートの佐久間選手はもう後ろから6番目。ただひたすら前車を追う。3周目、仙波選手が1ヘアでバランスを
崩しコースアウト、T3クラスのゴルフ3中村選手の後ろで復帰、「危なかった!」 その後順位キープ、のハズが
7周目バックストレートで村越さんにパスされ総合9位。T3クラスではスピニングガレージ田中選手が総合6位クラス1位でゴール、
2位は16秒差中村選手。で、佐久間選手は3周目には石川選手もパスして野間選手の後方まで接近。今回、野間選手のS4は
シェイクダウン、無理は禁物。ただ、野間選手のミラーには5周目位からかなり大映しになって来ている。
闘争心はなかなか許してはくれないようでバトルスタート! 6周目のバックストレートで伸びきれなかった野間選手を
佐久間選手がブレーキング勝負でパス。特性の違いでしょうか初速が速いゴルフ2、後半伸びるS4、ドライならどうなんでしょう?
雪道育ちの佐久間選手が雨をものともしない走りで今回は前でした。ただ、2012Rd.1ゴルフカップチャンピオンはフリー、予選、
決勝の全てで速かったTTS。初代チャンピオンは、「Shanghai-slow-mo AUDITTS相田辰選手」でした。おめでとうございました。


エントラントの皆様、観戦者の皆様、ゴルフカップをバックアップしていただいた各サポートショップの皆様、
筑波サーキットの関係者の皆様ありがとうございました。

みなさまに感謝いたします。

ありがとうございました。

ゴルフカップアソシエーション 代表 佐野 正
00:22:41 | cjf | |
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